2010年12月31日金曜日

■心の道、忘れることなかれ!-篠塚和典の物語㉛

「道」を無視すれば、

自我が膨らむ、これが邪気をためるもととなる。

「道」を忘れたものは、

迷子になり、不安の邪気に襲われる。

心を丸くすれば、心が円満になり、

「道」が見えてくる。


気功心法―「心の道」

邪気を自分の「心の部屋」に入れないこと。

心が汚れている他人の「心の部屋」に入らないこと。

怒りっぽい人、イライラカリカリする人、他人のうわさを言ってはよく悪口を言う人、

他人と比較しては自慢したり、または愚痴をよくこぼす人、そういう人の話は聞かない、無視する

ことです。

人をあなどり見下す人、感謝の心が持てず「恩を仇で返す」ような人、礼儀のない人、他人をあて

にして、怠慢で、働かないなまけものの人、他人の手柄をよく取る人、こんな「人格」に欠ける人

には、近づかない、付き合わない勇気を持つことです。


「類は友を呼ぶ」、邪気は邪気を呼ぶ。

邪気は悪さをする、近づけば、付き合えば、自分に伝染して自分も悪さをするようになる。

「類は友を呼ぶ」とは、このことなんですね。「気の原理」なんです。

そうなれば、他人を不幸して、自分も不幸になる。


「邪気」もエネルギーです。だから、力となる。

ゆえに、邪気をもってしまうと、人は悪さができる。

そのエネルギーが強ければ、当然、悪さも強くなり、邪悪な行いができるのです。



邪気をためると、いずれ自己破壊を行うから気をつけよう。

邪気いっぱいの時は、一見して強そうである、しかし、それは単なる強がりであって、真の強さ

ではない。

一旦かかった邪気は、軽いうちは、軽くとれる。

強い邪気、あるいは、長い時間かけてため込んだ邪気は、なかなか取れない。

そうなると、いずれ自分の中で渦をまくようになり、自己破壊を行うようになり、

結果として、「自爆」していく。


これが、「気の原理」なんです。


他人の「邪気」を恐れない、他人の悪行を怖がらない。

なぜなら、先も言ったように邪気は、「自己破壊」して自爆していくからです。



これは宗教ではない、ごくごく当たり前なことなんです。

自然界の「天が行く道」であり、「地が行く道」であり、「人が行く道」である。

これを私は、「気が行く道」とした、だけなんです。

信じる信じないの問題ではない、自然界の存在を誰も否定できないはずです。


「道」を無視すれば、自我が膨らむ、これが「邪気」をためるもととなる。

「道」を忘れたものは、迷子になり不安の邪気に襲われる。


だから、「邪気」をいたずらに恐れない、怖がらないことだ!

ひたすらに、「丸い心」に進ぜよ、


そうすれば、自ずから「道」ができる、「道」の光の兆しを感じられるようになるから。

実践していくことです、続けていくことです、必ず私が言ったことが体験できるから心配しないこと

だ!


心を丸くすれば、円満な心になる。

これが、「心気が行く道だ!」、忘れること勿れ!


では、今年はここでおしまいです。

長いこと読んで頂いて、本当にありがとうございました!

来年の1月11日からスタートさせて頂きますが、また読んでくださいね、

よろしくお願いします。


感謝の心をこめて、ありがとう!


来年もみなさんによいお年でありますように、心よりお祈りいたします。



つづく→篠塚和典物語㉜
あんどうよしみ

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