言うまでもない、心と体がまず健康であることだ。
ひとりひとりの人間が、心と体が健康であれば、幸福であれば、
となりの人に意地悪しようとか、つねってやろうとか、
そんな恨みやつらみの気持ちはないだろう。
そうすれば、調和がとれて、自ずから平和は向こうからやってくる。
今、周りを見渡しても体が元気なのに、心が病んでいる人が実に多い。
気の立場からみれば、「邪気」を持てば人は病むという。
つまり、心に「邪気」を抱え込む人がいかに多いということだろう。
それならば、「邪気」をはらいましょう!
「邪気」を自分の中に取り込んでしまった時は、気功心法で自分で取りはらうといい。
お腹の虫を駆除するみたいにすればいい。
その気があれば誰でもできる、お腹の虫は必ず出ていくから。
しかし、自分の中の「邪気」を駆除しても、周りの人に「邪気」があれば、
気は共振してしまうから、自分に影響する。
つまり、伝染病みたいに、「邪気」は自分にも他人にも、うつるのです。
では、どうすればいいのか? ということですね。
そんな時は、「正気」を補充していくことがコツだ。
「正気」が自分の中に充満していれば、「邪気」は入り込めない。
これが気の原理だ。
前回言いましたね、ダルマの技、篠塚さんの円環体の技がそうです。
正気は、他とは戦わない。戦わないが、攻められても≪負けないのだ!≫
心の病も、体の病気や痛みも同じ原理です。
正気が満ちた時、邪気は入り込めない、体内に免疫力があるので治癒してくれるから、
結果として病気が治っていくのです。
篠塚さんの腰の痛みの克服、私の黄斑変性症の克服、
これらの実例が、「正気」の所在を証明した!
「最高の名医はあなたです、最高の妙薬はあなたの中にある。」
これが「気功心法」の真髄である。
自分を大切にするということは、自分の中に「邪気」を入れないことがコツです。
これができるのは、あなたしかいないんです。
24時間、あなたと付き合えるのは、あなたしかいなんです。
他人と比較しない、他人をうらやまない、他人に嫉妬しない、
他人のせいにしない、他人を恨まない、
これが、「邪気」を自分に取り込まないということだ。
感謝は、「正気」です。
このエネルギーを自分の心の中に取り入れて、ためていこう!
これが、攻めないが負けない、心のレシピなのです。
あなたが、あなたの人生の主役なんです!
篠塚和典物語㉙へ続く・・・
あんどうよしみ
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