2010年12月29日水曜日

■周りに「邪気」が多い、どうすればいいのか?-篠塚和典の物語㉙

周りに「邪気」が多い、どうすればいいのか?

自分は「邪気」を取りはらう、これはいい。

しかし、周りに「邪気」が多い、どうすればいいのか? という声が高い。

たしかに、世の中は「邪気」だらけだ、これは悩みの種ですね。



「正気」を補充する、これでいい、継続していくことだ!

昨日も言ったように、気の立場からみれば、「正気」を補充していくということだ。

「正気」を充満していけば、「邪気」が攻めてきても、入り込めないのだ。


ダルマさんの底は丸く、重心が低い、だから倒しても起き上がる。

ダルマさんは七転び八起き、、つまり、七たびころんで八たび起きるの意。

度重なる失敗にも屈せず奮起することのたとえ。


ダルマさんを心のお守りにすればいい、心に念じればいい。

でも、それだけではだめ!

必ず、ダルマさんの姿勢を、実践して行かなければ、意味がない。



心を丸く、低い姿勢でいること。

「心」をたえず丸くしていく、角をたたせない、とんがらせない、そういうことだ。

これが、「円満な心」となっていくから。



円満な心、これが平常心だ。

丸ければ倒れてもすぐに起き上がれる、だから、心が傷ついてもすぐに回復できる。

いつわりのない心、謙虚な姿勢でいること。


偽りがない、思いやりの、≪重心≫をとって、謙虚という≪低い姿勢≫で生きていくことだ、そうすれば、足元取られない。

取られて倒れても軽いケガで済む、なぜなら「仁徳」があるから、すぐに起き上がれるさ。


この継続の力が、何にも負けない力、だから「真の実力」だというのだ。



「邪気」は悪さをする。不幸のもと、災いをつくる→つづく。



                                      つづく→篠塚和典物語㉚
                                           あんどうよしみ

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