2010年11月24日水曜日

■運命の日【6・9】エピソード-篠塚和典の物語③

めまぐるしく「変化」する時代に、「対応」する力を養おう。

今の世の中、めまぐるしく変化していますね。

社会が変化すれば、当然私たちの生活にも影響を及ぼします。

また、人は、環境や人間関係の変化に対して、順応する、適応するまでには、

それなりの時間がかかります。

その時、人の≪心と体≫は不安定になりやすい。

なかなか慣れない人はストレスになりますね。


「変化×対応」の時代ですよ。

たまに変化もいいだろう。

しかし、変化がひんぱんであったり、急な変化、強すぎる変化に、人はなかなか耐えられません。

これを波乱万丈と人はいう。

ですから、めまぐるしく変化する世の中に応じる力の、

≪対応の力、応用の力≫を身につけておきたいものですね。

あなたの、≪対応の力、応用の力≫は、いかほどですか?

これから、この「変化×対応」にまつわる篠塚和典のあるエピソードを紹介したいと思う。


【6・9】エピソードは、有名な野球物語ですよ。

1993年6月9日、金沢野球場で行われた巨人・ヤクルト戦に起きた出来事ですが、

元巨人軍の野球名選手・篠塚和典×元ヤクルト天才投手・伊藤智仁のお話。

このエピソードを通じて、いかに伊藤投手は「変化球」を投げる名人か、

いかに篠塚選手はそれに「対応」した名人かを知ってほしい。


この2人の名人だから、こんなエピソードがある。

この2人だからこそ、「変化×対応」がこんな形で見れる、ここがおもしろい。

また、ここから学ぶものも多いので、最後まで読んでほしい。


二人は運命にして、私たちに多様化していく時代、

この変化期を生き抜くヒントを教えてくれているのかもしれない。


日本の歴史に刻まれる、運命の日「6・9」

1993年6月9日、皇太子さまと雅子さまの結婚の儀が行われた。

成婚パレードの沿道には約19万人が集まり、そのテレビ中継の最高視聴率は

79.9%を記録したという。

この日は、休日とする法律が制定されて休日となった。


語り継がれる日本の男たち-名人・篠塚和典×名人・伊藤智仁

この日の夜、金沢野球場で行われた巨人・ヤクルト戦もまたドラマチックであった。

球場に2万5000人の観衆が集まり、野球戦の勝負の行方よりも、

1人の投手の快投に観衆が注目していた。


「変化球」をなげる、バケモノみたいな投手??

その投手とは、元ヤクルト・伊藤智仁投手、当時24歳。

彼は天才投手だそうです。

最速153km/hのストレートと真横に滑るような高速スライダーが武器。


しかし、正直言って、私には野球のことがよくわかない。

スライダーの意味すら知らないのに、いきなり「高速スライダー」だなんて言われても、

「それ何?」って感じでした。

つまり、高速の変化球だそうですね。


腰痛から復帰したばかりの名選手―篠塚和典

当時、私は篠塚さんの腰痛で、≪内気功とメンタル(気功心法)≫を指導している関係上、

篠塚さんが出る試合には、いつも篠塚ファミリーと一緒に球場にいって観戦するか、

テレビで見るか、そうして篠塚さんの腰の様子を見守っていた。この日も例外ではなかった。


「伊藤は、バケモノなのか?」と、世間でそう騒がれているほどの天才投手だ!

私は周りの人にそう聞かされた。

とにかく、彼が投げたストレートの球と鋭いスライダーは目を見張るものがある。

相手のチームの伊藤投手は、何やら凄い男らしい。


「そんな凄い男、篠塚さんの腰大丈夫かな…」と、私は篠塚さんの腰が心配だった。


篠塚和典物語④つづく

あんどうよしみ

0 件のコメント:

コメントを投稿