今の世の中、めまぐるしく変化していますね。
社会が変化すれば、当然私たちの生活にも影響を及ぼします。
また、人は、環境や人間関係の変化に対して、順応する、適応するまでには、
それなりの時間がかかります。
その時、人の≪心と体≫は不安定になりやすい。
なかなか慣れない人はストレスになりますね。
「変化×対応」の時代ですよ。
たまに変化もいいだろう。
しかし、変化がひんぱんであったり、急な変化、強すぎる変化に、人はなかなか耐えられません。
これを波乱万丈と人はいう。
ですから、めまぐるしく変化する世の中に応じる力の、
≪対応の力、応用の力≫を身につけておきたいものですね。
あなたの、≪対応の力、応用の力≫は、いかほどですか?
これから、この「変化×対応」にまつわる篠塚和典のあるエピソードを紹介したいと思う。
【6・9】エピソードは、有名な野球物語ですよ。
1993年6月9日、金沢野球場で行われた巨人・ヤクルト戦に起きた出来事ですが、
元巨人軍の野球名選手・篠塚和典×元ヤクルト天才投手・伊藤智仁のお話。
このエピソードを通じて、いかに伊藤投手は「変化球」を投げる名人か、
いかに篠塚選手はそれに「対応」した名人かを知ってほしい。
この2人の名人だから、こんなエピソードがある。
この2人だからこそ、「変化×対応」がこんな形で見れる、ここがおもしろい。
また、ここから学ぶものも多いので、最後まで読んでほしい。
二人は運命にして、私たちに多様化していく時代、
この変化期を生き抜くヒントを教えてくれているのかもしれない。
日本の歴史に刻まれる、運命の日「6・9」
1993年6月9日、皇太子さまと雅子さまの結婚の儀が行われた。
成婚パレードの沿道には約19万人が集まり、そのテレビ中継の最高視聴率は
79.9%を記録したという。
この日は、休日とする法律が制定されて休日となった。
語り継がれる日本の男たち-名人・篠塚和典×名人・伊藤智仁
この日の夜、金沢野球場で行われた巨人・ヤクルト戦もまたドラマチックであった。
球場に2万5000人の観衆が集まり、野球戦の勝負の行方よりも、
1人の投手の快投に観衆が注目していた。
「変化球」をなげる、バケモノみたいな投手??
その投手とは、元ヤクルト・伊藤智仁投手、当時24歳。
彼は天才投手だそうです。
最速153km/hのストレートと真横に滑るような高速スライダーが武器。
しかし、正直言って、私には野球のことがよくわかない。
スライダーの意味すら知らないのに、いきなり「高速スライダー」だなんて言われても、
「それ何?」って感じでした。
つまり、高速の変化球だそうですね。
腰痛から復帰したばかりの名選手―篠塚和典
当時、私は篠塚さんの腰痛で、≪内気功とメンタル(気功心法)≫を指導している関係上、
篠塚さんが出る試合には、いつも篠塚ファミリーと一緒に球場にいって観戦するか、
テレビで見るか、そうして篠塚さんの腰の様子を見守っていた。この日も例外ではなかった。
「伊藤は、バケモノなのか?」と、世間でそう騒がれているほどの天才投手だ!
私は周りの人にそう聞かされた。
とにかく、彼が投げたストレートの球と鋭いスライダーは目を見張るものがある。
相手のチームの伊藤投手は、何やら凄い男らしい。
「そんな凄い男、篠塚さんの腰大丈夫かな…」と、私は篠塚さんの腰が心配だった。
篠塚和典物語④つづく
あんどうよしみ
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